■　心電図（安静・運動負荷）

　心臓の電気活動を記録する検査です。

 

■　運動負荷心電図

　運動中、または前後で心電図を記録する検査で、狭心症や運動により悪化する不整脈の診断、運動耐用量などを判定する検査です。

 

■　ホルター心電図

　２４時間携帯型の心電図をつけてもらう検査で、その間の不整脈や狭心症の有無と自覚症状の対比を行います。

 

■　心エコー図検査（経胸壁・経食道）

　超音波を用いて心臓の動きを観察する検査です。心筋梗塞や心不全、弁膜症の診断には重要な検査です。心臓の大きさ、形、動きを直接測定できるため、心電図や胸部レントゲンで心臓の異常を指摘された方にも行います。

 

　

■　心臓カテーテル検査・治療（適切な施設と連携して行います。）

　カテーテル（細い管）を用いて、冠動脈の狭窄や左心室の動きを動画で撮影したり、圧や心電図の測定を行います。狭心症や心筋梗塞、弁膜症、心筋症、不整脈などさまざまな心臓の病気を診断し、治療方法、重症度を評価したり時には直接治療を行う手技です。 

検査は局所麻酔で行い、体の中をカテーテルが動いても痛みは感じません。通常検査時間は1時間弱ですが、検査後6時間程度の安静が必要で入院が必要です。メリットは非常に大きい手技ですが検査に伴う危険性も十分に考慮しなければなりません。当院では検査治療を受けるメリット、危険性を個々の患者さんの情況に応じて判断しアドバイスすると共に、施設により得意分野がありますので適切な施設をご紹介申し上げます。